現在、内視鏡検査は以前に比べて身近な検査になってきていると思いますが、いまだに苦しい検査というイメージを持たれている方が多いことも事実です。ではどのようなケースに内視鏡検査が必要になるのか、検査を受ける場合にどのような事が良いのかについてお話いたします。
もちろん、腹痛などの症状が既にある方は検査を希望しますが、内視鏡検査を行うべきその他の症状として、吐血、排便の際の出血、黒い便、便秘などが挙げられます。
症状が現れるのは病気がある程度進行してからが多く、早期発見には何より早く検査を受ける事が重要になります。
良性の病気も早く発見できれば治療期間が短くなりますが、がんに関しては特に早期発見により治療方針が大きく左右される場合が多くあります。例として、早期がんであれば内視鏡的な切除にて追加治療を必要とせずに完治するケースも多く、最近では内視鏡治療の適応範囲も拡大してきていると一般的に言われています。早ければ早いほど完治する確率は高くなるのです。
少しでも不安に感じることがあれば、まず医師による検査を受けた方がどちらにしてもいい結果になりますので、お気軽にご相談下さい。